工場建築を始める前にしておくべきこととは?必要な準備について解説!

公開日:2022/11/15  最終更新日:2022/10/11

日本の物流や雇用を支えるにあたり、工場が建つというのは、とても大切で意義のあることです。しかし実際に工場を作りたい!と思っても、具体的にどのように順序立てて、建築依頼をすれば分からない方も多いかと思います。そこで今回は、工場建築について事前準備や実際の流れなどを詳しく解説していきたいと思います。

工場建築前にしておくべき準備

当たり前ではありますが「ここに工場を建てよう」と思っても、すぐに工場ができる訳ではありません。スムーズに工場建築が着工できる為の事前準備というものがあります。しっかりみていきましょう。

工場建築目的をハッキリさせる

ある日突然「今からここに工場を建てよう!」と思いつく人は、なかなかいないのではないのでしょうか。かりにあったとして「なぜここに建てようと思ったのか」「どのような工場を作りたいと思っているのか」といった具体的な建設規模や目的をハッキリさせておく必要があります。

工場建築はすべてがスムーズに行われることばかりではありません。施工が始まっても設計通りに行かないこともあります。そんな時に目的がはっきりしていると、再度打ち合わせをしていくうえでもスムーズに話を進めることができます。

具体例としては増改築の場合「今の建物の損傷が激しく、耐震性にも不安がある為改築したい」であるとか「受注が増えたため、今後の受注を見越したうえで生産性を拡大させたい」などといったことがあげられます。

新築の場合ですと「従業員が通いやすい場所にし、地域密着を図るとともに利便性を上げたい」などといったことがあげられるかと思います。このように目的を明確にしていくことが大切です。

工場建築の着工から完成までの流れ

次に工場建設の流れをみていきましょう。はじめに着工までの流れを、次に着工から完成までの流れと分けて詳しくみていきます。

工事着工までの流れ

はじめに企画準備があります。上記のように「工場建築の理由を明確にする」という所から始まります。繰り返しますがこの企画準備が最も大切です。納得いくまで行いましょう。

次に業者の選定を行っていきます。業者選定は価格だけでなく、実績やその後のメンテナンスのことなども総合的に考え、納得のいく業者を選ぶようにしましょう。その後基本設計に入ります。ここでは設計者を含め、ある程度の建築構想図、レイアウト、仕様表、概算工期、概算見積を計画します。

そして基本設計の内容にもとづいて、何度か打合せを重ねながら納得されましたら本設計へと移ります。そして本設計で構造計算された仕様が、ある程度決まりましたら本見積の制作に入ります。

その後見積提出を行い、確認・納得されたら工事請負契約に移ります。工事請負契約と建築確認済証の受領したところで工事に着手できるようになります。ここまでが着工までの流れとなります。

着工から完成までの流れ

ここからは実際に完成までみていきましょう。工事完成までの長い道のりをスムーズに行うためには、きめ細かな工程管理と、遅れが生じたときの迅速な対応が決めてとなります。工程管理を施工管理者だけに任せるのではなく、発注担当者もきちんと把握しておきましょう。

建設後は官庁による確認検査が入ります。建築、設備機器、配管、塗装、安全などありとあらゆる箇所を検査していきます。大規模建設の場合は工事の途中で行われることも珍しくありません。発注担当者は検査に同席し、分からないことは納得できるまで質問しましょう。

検査が通りましたら引き渡し前に試運転となります。試運転で不安な点があったら納得できるまで調整していきましょう。試運転が終了するといよいよ引き渡しとなります。マニュアルや最終図面などを受け取り、工事の完成となります。完成後本稼働となりますが、その後も定期的に保守点検及びメンテンンスを実施していきます。

工場建築を依頼する業者を探すときのポイント

最後に建築依頼をする業者を探すポイントを見ておきましょう。

工場建築業者を探すときのポイントとは

工場や倉庫などは建てて終わりということはなく、メンテナンス等、業者の方とその後もお付き合いさせて頂くことになります。そのため実績があり、信頼できる業者を選ぶことが大切になってきます。

とくに地元で社歴が長い業者は、その地域に精通しているといえるでしょう。たとえば地盤についての杭工事で、事前に地盤調査会社に近隣で行った調査記録をみて確認するときも、その地域で施工経験があるならば、さらに詳しい情報を知っていて、的確なアドバイスが得られる可能性があります。

また、杭・基礎・鉄骨・内装・設備工事などをすべて自社で行う業者であれば、ワンストップで事が運び、スムーズに工程が組めて、なおかつ全体の細かいところまで目が行き届き、一定の品質を保った工場を建設できるといえます。

ほかにも学校や自動センターなど高い品質と、安全性および耐震性が求められるような公共建築など、優れた実績を残している業者は、経験と実績があるので、高い水準で施工やメンテナンスを実施してくれる可能性が高いといえるでしょう。

まとめ

今回は建築のなかでも「工場建築」について着工前の事前準備や実際の施工完成までの流れ、そして業者選びのポイントなどを詳しく見ていきました。いかがでしたでしょうか。

すべての建築に言えることではありますが「なぜここに建築したいと思ったのか」という理由をはっきりさせておくことはとても大切です。それによって建築の時期や内装なども明確になり、結果スムーズな建築となるからです。工場建築に興味のある方は、今回の記事を参考に信頼できる業者をぜひ探してみて下さい。

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