工場や倉庫の床は塗装すべき?業者に依頼するときの注意点とは?

公開日:2022/06/01  最終更新日:2022/06/30

業者に依頼するときの注意点

工場や倉庫を建設しようと思っている人の中には、床の塗装に力をいれるべきなのか悩んでいる人もいるかもしれません。つい後回しにしてしまいがちな床ですが、実は、床を塗装することで多くの効果が期待できます。この記事では、床塗装の効果や、有効な塗料、チェックすべき注意点を詳しくご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

工場・倉庫の床は塗装すべき?

工場・倉庫を建てる際、構造や設備に力を入れる人は多いでしょう。ところが、床の塗装はどうでしょうか。後回しにしがちな検討項目であることが多いかもしれません。なぜなら、床はあまり目につかず、工夫できるポイントがイメージしづらいからです。

しかし、床を塗装することには、さまざまなメリットがあります。この記事では、そんなあまり知られていない床の塗装のメリットを4つご紹介します。

床の劣化を防ぐ

工場・倉庫の床を塗装することで、床の劣化を防げます。工場・倉庫の床の基礎はコンクリートです。もし、工場・倉庫の床がコンクリートむき出しの状態であれば、経年劣化によってひび割れや摩耗が生じます。とくに、重たい荷物が出し入れされ、フォークリフトなどの重機が行き来する工場・倉庫では、ひび割れや摩耗はまぬがれないでしょう。

これらの劣化による床の凹凸は、従業員が転んでしまったり、運搬中の資材を落下させてしまったりすることにつながりかねません。また、床の摩耗で生じた粉じんが工場内の機材に混入し、故障などの原因になることもありえます。床が塗装されていれば、こうしたトラブルを回避できるのです。

また、コンクリートは酸や動植物油脂にも弱く、腐食が起こりえます。しかし、工場・倉庫の用途に合った塗料を床に塗装することで、コンクリートを腐食から保護できるのです。耐久性の高い床は、床の修繕費を抑えることにも役立つといえるでしょう。

カラーゾーニングでエリアを区分し、動線を設計する

カラーゾーニングとは、エリアや通路によって床の色を使い分けることをいいます。エリア・通路の床の色を分ければ、エリアの区分ができたり、動線の目印となったりします。

保管エリアと出荷エリアなどの部門別のエリア区分ができれば、整理整頓を促し、ミスの防止につながるでしょう。また、業務の流れを意識した動線の確保ができれば、接触事故などの事故を未然に防ぐことはもちろん、作業効率もアップします。

清掃が簡単に!衛生管理にも◎

工場・倉庫の用途に合った塗料を床に塗装すれば、床に液体が染み込むのを防げます。清掃の際にも、よごれを取り除くことが簡単になり、工場内・倉庫内の衛生管理も行いやすいでしょう。

水を使用する工場にうれしい。滑り止め塗床

工場などで水を使う作業をする場合、床が滑って危ないことがあります。そんなときには、エポキシ樹脂塗床の上に滑り止めの塗料を塗ることで滑りを改善できます。作業員のケガ防止はもちろん、作業効率のアップも図れるでしょう。

工場・倉庫に有効な塗料とは

工場・倉庫に有効な塗料とは、耐久性・耐熱性・防塵性に優れた塗料です。工場・倉庫の床に塗る塗料としてよく使われるものを3つご紹介します。(1)エポキシ樹脂、(2)ウレタン樹脂、(3)アクリル樹脂です。それぞれ性質が異なるため、工場・倉庫の用途に合ったものを選びましょう。

エポキシ樹脂

エポキシ樹脂は、塗料のなかでも安価なものですが、高性能です。摩耗しづらく、衝撃にも強いだけではなく、耐薬品性・耐油性・仕上がりの美観にも優れているため、さまざまな工場・倉庫で使用されています。

ほかにも、施工翌日には使用できるほど仕上がりが早いことや、フォークリフトの走行にも耐えられる強度をもっているなど、メリットの多い塗料でもあります。

注意点を挙げるならば、ほかの塗料よりも耐久性・耐熱性が劣るため、工場・倉庫に使用する際には、通常の2倍の厚みで塗装するのが望ましいこと。また、対応温度は60度までであること、湿度60%以上・気温0度以下の環境下では施工できないことが挙げられます。

ウレタン樹脂

ウレタン樹脂は、エポキシ樹脂よりもやや高価ですが、耐久性・耐熱性・耐衝撃性・耐薬品性に優れた魅力満載の塗料です。ひび割れも起こりづらいため、フォークリフトなどの重機の走行や、大規模の作業機械の設置が想定される工場・倉庫も最適です。

また、水性塗料であれば、塗料特有のにおいもなく、安心できるでしょう。ただし、塗装前の下地処理によってははがれやすくなるので、注意してください。

デメリットを挙げるならば、種類によってはよごれが付着しやすかったり、カビが発生しやすかったりするものもあること、湿度60%以上の環境下では施工できないことが挙げられます。

アクリル樹脂

アクリル樹脂は塗料の中でもっとも高価です。しかし、耐摩擦性・耐薬品性・絶縁性・仕上がりの美観にも優れています。とくに耐久性はエポキシ樹脂のおよそ5倍もの高さがあるので、長い間きれいに使い続けられるでしょう。

また、塗装後1時間で硬化するため、施工当日でも工場・倉庫を使用可能です。ただし、鋭利な物体による傷に弱いこと、90度以上の熱湯がかかると膨れが生じることなどのデメリットもあります。

塗装前にチェックすべき注意点とは

床塗装の効果を最大限に発揮するには、塗装前の業者選びが重要です。ここからは、業者に依頼する際の注意点をお伝えします。

丁寧な下地処理

床の塗装を成功させるには、塗装前の下地処理が重要です。とくに塗料の下に水分や油分が入り込んでいると、せっかく床を塗装しても、塗料がはがれやすくなり、効果を最大限に発揮できません。

そのため、塗装作業の前に、コンクリート下地を丁寧に処理できる業者を選びましょう。下地処理が丁寧かどうかを確認するポイントは、(1)下地の研磨を行っているか、(2)塗料に合わせた接着剤(プライマー)を使い分けているかなどです。

工場・倉庫の床塗装の実績

床の塗装は、工場・倉庫以外にも、教育施設・一般住宅などさまざまな場所で行われています。しかし、工場・倉庫は、フォークリフトなどの重機を使用したり、重たい荷物を運びこんだり、大規模な作業機械を設置したりするなど、一般的な用途とは大きく異なるのです。

そのため、工場・倉庫の床塗装の実績が多くある業者を選んだ方がよいでしょう。工場・倉庫の用途・条件・工期にあった的確な塗装提案をしてくれる業者であれば、安心できます。

 

この記事では、工場・倉庫の床塗装についてご紹介しました。塗料には、さまざまな種類があり、それぞれ性質・メリット・デメリットが異なります。工場・倉庫の用途に合った塗料を選び、床の塗装によって期待できる効果を最大限生かしながら、床の塗装をデザインしましょう。業者に依頼する際には、丁寧な下地処理をしてくれる実績のある会社を選びましょう。

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