工場建築のコストダウンにおすすめの工法はある?

公開日:2022/06/01  最終更新日:2022/06/30

コストダウン「安く仕入れて、高く売る」これが商売の基本であるように、製品を作る際もなるべくコストをかけたくない人が大半でしょう。とくに、製造の基盤となる工場はしっかり設備を整えたいところですが、建築にお金をかけ過ぎるのはもったいないです。そこでこの記事では、工場建築のコストダウンにおすすめの工法について、ご紹介します。

安く建てられる3つの工法

工場を安く建てるには、以下3つの工法がおすすめです。

システム建築

設計・生産・素材など工場建築における一切をコンピューターでシステム化した工法です。パーツの設計をCADで行うため階数や広さを自由に変更でき、そして、一定以上の品質で施工できるため、耐久性や耐震性にも極めて優れています。

メリットの多さから、工場だけでなく事務所や倉庫なども用途に合わせて設計が可能です。気になるコストですが約4,000万円~が相場で、工期は約3か月~となっています。

プレハブ建築

工場でパーツをあらかじめ生産・加工し、それを現地で組み立てる工法となります。パーツを組み立てるだけの工法のため、簡単に事業計画に合わせた増設や移設ができるのが大きなメリットです。もしかしたら、今でも「プレハブ=仮設住宅」といったイメージがあるかもしれません。

しかし、近年では防音性や防寒性に加え強度も向上しているため、工場はもちろん店舗や事務所、倉庫などあらゆる用途で利用されています。なお、費用は約3,000万円~が相場で、工期は約3か月~です。

テント倉庫

3つの工法のなかでももっとも安いのが、このテント倉庫でしょう。なんと約2,000万円~建築可能で、なおかつ工期も約1.5か月~と極めて短く済ませることができます。

肝心の工法ですが、名前が示すように鉄骨で造った骨組みの上にシートを被せ、壁や天井を形成するものです。単純な工法でコストも安く抑えられますが、テント生地は雨や紫外線で劣化するため、約10年で張替や品質確認の必要性が出てきます。そのため、10年以上稼働させることを考えている場合は、総合的に判断しなくてはいけません。

コストダウンの秘訣は?

工場を安く建てるには、工法以外にもいくつか気をつけるべきポイントがあります。ここではコストダウンの秘訣について、まとめています。

土地選びについて

うっかり狭い土地を選んでしまうと、資材を搬入するために大型車以外の車両を用意しなくてはいけません。それでは余計な費用が発生してしまいます。また、工場が完成した後も、製品の搬出入でトラブルが起きそうです。

そのため、正方形に近い、形の整った建物が建てられる土地を見つけましょう。とくに、凹凸の多い土地は作業が増えてしまうため、避けた方が無難です。

骨組みのコストダウン

耐震性や耐久性を保ったままコストダウンするには、骨組みを組む際に鉄骨を均等に配置する方法がおすすめです。配置の間隔に広い・狭いなどバラつきがあると、建屋のバランスが悪くなってしまいます。また、そのバランスの悪さを補うために、梁の強度を上げるなど別の部分でコストが発生してしまうのです。

資材のコストダウン

せっかく工場を建てるのですから、設備や外観などこだわりを持ちたい人もいるかもしれません。しかし、工場はあくまで製品を保管したり、製造したりするなど、利益を生み出すための場所です。

そのため、資材もコストダウンさせることをおすすめします。特注品は避けて壁・天井・床もすべて同じ素材を使用、そして規格サイズの資材のみ使用することでコストダウンが望めるでしょう。

ランニングコストにも注目しよう

せっかく安く工場を建築しても、ランニングコストが高くなってしまうと、安定して利益を生むことが困難になってしまいます。そこで工場を建てたら、次にランニングコストにも注目するようにしましょう。

電気代のコストダウンについて

工場には大きな機械がたくさんあるうえ、1日中照明や空調を付けることになるため、多額の電気代が必要です。そのため、電気代も抑える工夫をしましょう。具体的には、エアコンの設定温度を見直したり、定期的にフィルター掃除をしたり、契約する電力会社を見直す方法などがあります。

人件費をコストダウンする方法

人件費はもっとも大きな出費のひとつです。もし、警備員を雇っているなら監視カメラやセンサーに置き換えることで、人を雇わなくても同等のセキュリティ対策ができるかもしれません。

また、人が足りない時に人材派遣会社を利用する方法もありますが、人材派遣会社を利用した際は給与以外にマージンを支払う必要があります。なるべく自社内の従業員で完結させるか、直接雇用でもスポット勤務を認めるシステムを作ればコストダウンにつながるでしょう。

リモート勤務で交通費を節約

工場といっても、製造だけが仕事ではありません。さまざまな業務がありますが、そのなかでも事務作業などは工場に行かなくても問題なくこなせるでしょう。「どうしても出勤しないとできない仕事」でなければ、VPNなどの環境を整えて自宅でリモート勤務させることで交通費を節約できます。

また、自宅から出なくていいので「睡眠時間が増えた」など、リモート勤務にすることで従業員の幸福度が上がった話もあります。この機会に、導入してみてはいかがでしょうか?

 

「工場建築のコストダウンにおすすめの工法はある?」というテーマに基づき、安く建てられる3つの工法とコストダウンの秘訣、そして建築後のコストダウンについてご紹介をしました。なお、在来工法で工場を建築した場合、鉄骨造りでは安くても一坪につき100万円~200万円ぐらいは必要だとされています。なるべく安く工場を建てて、1円でも多く利益がとれるようにしましょう。

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